コントラバスの練習が終わると、コントラバスと弓を片付けます。
弓を片付けるとき、どうやってますか?
ときどき、びっくりするような片付け方をする人がいます。
この記事では、やってはいけない3つのだめな弓の片付け方についてご紹介します。
弓を振る
こんな人見たことないですか?
私はときどき見かけることがあります。
弓の毛をゆるめたあと、「ビュンッビュンッ」と弓を振る人です。
おそらく毛についた松脂を落とそうとして振っているのだと思います。
しかし、弓を振った程度では松脂は落ちません。
むしろ、振っている最中に、何かにあたって弓が折れてしまう危険性の方が高いです。
弓を振るのはやめましょう!
毛をタオルで拭く
こんな人見たことないですか?
毛をタオルで拭いている人です。
おそらく毛についた松脂を拭きとろうとしているのだと思います。
しかし、毛を拭いても松脂は取れません。
むしろ、布についているゴミが毛についてしまいます。
毛をタオルで拭き取るのはやめましょう!
毛を指ではじく
こんな人見たことないですか?
毛を張った状態で、毛を直接指でバラバラッとはじく人です。
おそらく毛についた松脂を飛ばそうとしているのだと思います。
毛についている松脂は空気中に舞い散って毛から松脂が多少は取れるかもしれません。
しかし、指についている脂分が毛についてしまいます。
日が経つとそのうち指ではじいたところが黒ずんできて、松脂を付けても弦にかからなくなってしまいます。
指で毛に触るのはやめましょう!
まとめ
この記事では、やってはいけない3つのだめな弓の片付け方についてご紹介しました。
弓を片付けるときにやってはいけないことは次の3つです。
- 弓を振る
→ 何かにぶつかって弓が折れることがあるのでやめましょう - 毛をタオルで拭く
→ タオルのゴミが毛につくのでやめましょう - 毛を指ではじく
→ 毛が黒ずんでしまうのでやめましょう
弓を片付けるときは、竿の部分だけをタオルで拭きとります。
そして、フロッシュのところについた汗もタオルで拭きとります。
毛は特に何もする必要はありません。
拭きとったタオルは定期的に洗濯します。
ただ、松脂がついたタオルと他の洗濯物と一緒にするのはやめておきましょう。
洗濯するのが面倒だという方は、ひと月に1回と割りきって、百均でタオルを買ってきてもいいかもしれません。
また、毛が松脂でくっついて固まったときは、歯ブラシで毛をとかすとうまく分離することができます。
楽器編は以下の記事です。