学生のオーケストラや吹奏楽で、スケッチブックに楽譜を貼って使っているのをよく見かけます。
私も学生のとき、演奏会で弾く曲や、コントラバスの教則本をコピーしたものをスケッチブックに貼って使っていました。
この記事では、スケッチブックに楽譜を貼るときに、ひと手間かけることで、楽譜をはがれにくくするコツをご紹介します。
スケッチブックはすごい
スケッチブックはスグレモノです。
- 開いたとき180度に開くので、ふいにめくれたりしない
- 余白があるので、書き込みも自由にできる
- スケッチブック自体が丈夫なので、破れたりせず長く使える
クリアファイルは使わないほうがいい
ときどき、クリアファイルに楽譜を入れている人も見かけますが、これはおすすめできません。
一見キレイに見えますが、合奏で注意されたときに、いちいち楽譜をクリアファイルから取り出して、書き込みをしていたのでは、時間がかかりすぎます。
また、すぐに書き込みできるようにクリアファイルから出してしまうと、ちょっとしたことで譜面台から落ちたりします。
スケッチブックのほうがおすすめです。
こんな経験ありませんか?
そんなおすすめのスケッチブックですが、スケッチブックを使っているうちに、貼った楽譜の端がはがれてきたことはありませんか?
楽譜を普通に貼り付けると、下の写真のように角がペロッと剥がれてきます。
最初は、楽譜の角が少しだけはがれて浮いた状態になります。
そして、いったん端がはがれ始めると、譜めくりのときに手が当たって、そこからさらにはがれが広がったりします。
ひどいときは、破れたりすることもあります。
角がペラっとめくれていると、スケッチブックを閉じたときに、楽譜が折れたりして、見た目も悪くなります。
楽譜に行うひと手間とは?
あなたはシールをはがすとき、どうしますか?
だいたいの人は、角からはがしますよね。
角は、はがしやすいんです。
角はノリがついた部分が左右にないので、はがれやすくなります。
ではどうするか。
角をなくせばいいんです。
スケッチブックに楽譜を貼るときに、楽譜の角の1センチくらいをハサミで丸く切り、角丸にします。
こうすることで、角がなくなります。
角がなくなれば、手に引っかかったりすることもなくなります。
絶対にはがれないというわけではありませんが、角丸にしないのと比べると、格段にはがれにくくなります。
まとめ
この記事では、スケッチブックに楽譜を貼るときに、はがれにくくするコツをご紹介しました。
- 楽譜の角の1センチくらいをハサミで丸く切り、角丸にする
ほんのひと手間かけることで、楽譜がはがれにくくなり、見た目もキレイになります。
ぜひ、試してみてください!
また、楽譜の製本については、お手軽に製本できるコツを以下の記事で紹介しています。
