部活やサークルなどでは毎年一年生が入部してきます。
当然2年目からは、先輩になります。
先輩になると、後輩に教える場面が増えてきます。
先輩になったからといって、簡単に教えられるものでもありません。
伝え方が悪いとパート内もギクシャクします。
また、楽団の演奏レベルも上がりません。
ここで大切なのは伝え方です。
伝え方がまずいと一向に上達しません。
よくない伝え方
たとえば、
音程が悪いときに「音程合わせて!」とか、
音を間違えたときに「間違わないで!」とか。
言われた人は、おそらく音程が違うこともわかっていますし、音を間違ったこともわかっています。
現象の指摘だけでは、上達は見込めません。
「音程を良くする方法と音を間違わない方法を自分で考えろ!」と言っているのと同じです。
やってほしい伝え方
ではどう伝えるか。
具体的に、何をすればよいかを伝える必要があります。
- どこの動きがどうおかしいのか
- どういう練習をしたらできるようになるのか
- そのときどういうところに注意するか
そして、後輩ができるようになったら必ずほめてあげましょう。
パートの団結も深まります。
また、人に教えることは、自分を見つめなおすことにもなります。
自分がどうやっているのかを考えるので、自分ができていなかったところを発見できます。
その結果、自分の上達にもつながります。
ぜひ、実践してみてください!