曲を弾く前に、これだけは覚えていてほしい呪文。「ファドソレラミシ」

Photo credit: Steve Bowbrick via Visual Hunt / CC BY

コントラバスに限った話ではありませんが、曲を弾きはじめるときに何を意識していますか?

曲を弾き始める前に、次の3つのポイントは絶対おさえておきたいところです。

  • 何調の曲なのか
  • 何拍子の曲なのか
  • テンポはどのくらいか

拍子とテンポは楽譜に書いてあるのですぐイメージできると思います。

しかし、調性は楽譜に付いている調号から求める必要があります。

私の場合、音楽の授業で習ったことがあるはずですが、全く覚えていませんでした。

コントラバスを始めてから、求め方を教えてもらって覚えました。

求め方はとても簡単で、なぜ授業で教わったときに覚えられなかったのか、今でも不思議です。

♯と♭の付き方

♯と♭のつき方には、決まりがあります。

シャープ系、フラット系の調号
シャープ系、フラット系の調号

#は、最初に「ファ」の音につきます。

それ以降、五度ずつ上の音についていきます。

♭は、最初に「シ」の音につきます。

それ以降、五度ずつ下の音についていきます。

その結果、以下のようになります。

#→
ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ
            ←♭

♭のつく順番は、♯のつく順番の逆になっています。

この順番を、呪文のように暗記してください。

例えば、♯が2つの場合、「ファ」「ド」の音につくことになります。

調性の求め方

♯系の調性

♯系の場合、一番右についている♯の半音上の音が主音になります。

例えば、♯が3つの場合、「ファ」「ド」「ソ」の音につきます。

一番右の♯は「ソ」なので、「ソ♯」の半音上の音「ラ」が主音になります。

なので、調性はA dur(イ長調、A major)になります。

♭系の調性

♭系の場合、右から2つ目の♭が主音になります。

ただ、♭が1つの時は例外的に、F dur(ヘ長調、F major)とそのままおぼえておいてください。

例えば、♭が3つの場合、「シ」「ミ」「ラ」の音につきます。

右から2つ目の♭は「ミ」なので、「ミ♭」が主音になります。

なので、調性は、Es dur(変ホ長調、E♭ major)になります。

あと、ここで忘れてはいけないのが、調性には、長調と短調があることです。

短調の求め方

長調がわかったら、短調は簡単に求められます。

長調の主音から半音3つ下の音が短調の主音になります。

例えば、#が3つの場合、上の求め方から、長調は「ラ」の音が主音になります。

短調の場合は、「ラ]の音の半音3つ下の音「ファ♯」が主音になります。

なので、fis moll(嬰ヘ短調、F♯ minor)になります。

まとめ

♯、♭のつく順番は

  • ♯は、ファドソレラミシ
  • ♭は、シミラレソドファ

調性は、

  • ♯の場合、一番右に付いている♯の半音上の音が、長調の主音
  • ♭の場合、右から2番目に付いている♭の音が、長調の主音
  • ♭1つの場合は、「ファ」の音が、長調の主音
  • 長調の主音の半音3つ下の音が、短調の主音

以上の6つを覚えておけば、いつでも何調かわかります。

曲を弾く前に、その曲の音階を全音符、2分音符、4分音符でそれぞれ弾いてみてください。

頭に調性のイメージをインプットできるのでおすすめです。

音階の練習で、特に忘れがちな短音階については、以下の記事を参考にしてみてください。

オーケストラや吹奏楽でコントラバスを弾いていると、いろんな調が出てきます。 特に短調の曲をするときは、その調の練習をしていないと曲はうまく弾けません。 この記事では、短音階とそのフィンガリングについてご紹介します。
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