音の始まりより、音の終わりの方に気を配ったほうがいい理由

Photo: mannheimer-philharmoniker_S3_7045 by Mannheimer Philharmoniker

コントラバスを弾くとき、音の立ち上がりをすごく気にすると思います。

それはコントラバスがその大きさから来る発音の遅い楽器ということもあるのかもしれません。

この記事では、音の始まりより音の終わりの方に気を配ったほうがいい理由についてご紹介します。

音の形

コントラバスのレッスンでは、基本のボウイングでアクセントのないブロック形の音形で弾けるように指導されます。

基本形ができたら、アクセントやスタッカートなどいろんなバリエーションを練習してきます。

音には始まりと終りがあり、そこには音の立ち上がりの形と終わりの形があります。

タイトルで「音の始まりより音の終わりの方に気を配ったほうがいい」と書きましたが、もちろん、音の始まりに気を使わくていいということではありません。

音の始まりは、意識しようと思っていなくても、自然と気になるものです。

何かを始めようとするときはいろいろ気になりますよね。

でも、音の終わりは気を抜くとつい忘れてしまいがちです。

終わるときはいつの間にか終わってたりしませんか?

1音だけなら、音が鳴り始めて、音が鳴り終わるので、音の始めも終わりも意識しやすいです。

しかし、音符がつながっているときはどうでしょう。

つい次の音の始まり(弓を切り替えした音の立ち上がり)に気を取られて、一つ一つの音の終わりから意識が薄れていませんか?

音の終わりに気をつけないとどうなるか

よくある現象があります。

おそらく弾いている人は無意識にやってしまっています。

しかし確実に音には現れます。

右手によくある現象

右手によく現れる現象は、

  • 弦にかかる重さを軽くしてしまう
  • 弓のスピードが遅くなりすぎる

といった、右手の弓に関する現象です。

確実に音に現れます。

音は確実に小さくなります。

音が小さくなると、弓の切り返しで次の音が小さくなってしまうので、無意識に重さを乗せなおします。

すると、次の音にアクセントが付いてしまいます。

また、音の終わりが抜けると、フレーズのつながりがなくなり、音が並んでいるだけの音楽になってしまいます。

弓の返しの前は、弦にかかる重さを変えないようにします。

また、弓がたりなくなったりしようように、弓の配分を考えて、音の終わりと部分で使える弓の量を残しておきましょう。

そうすることで、次の音の始まりもアクセントのないきれいなスタートができるようになります。

左手によくある現象

また、左手にもあります。

左手によく現れる現象は、

  • 左手の力を緩めてしまう
  • ビブラートが止まってしまう

といった現象です。

こちらも確実に音に現れます。

左手を緩めるのは、おそらく次の音を押さえるための準備をしようとしているのだと思います。

左手を緩めると、音程が下がります。

押さえた音ごとに音の終わりが下がってしまうので、フレーズの繋がりがなくなってしまいます。

移弦のときは、弓の動きに合わせて左手を緩めます。

シフティングのときは、押さえたままシフティングします。

もう一つの方のビブラートですが、音の途中でビブラートが止まってしまうとどうでしょうか。

せっかくきれいにビブラートがかかっていても、途中で止まってしまっては説得力がなくなってしまいます。

次の音にきれいにビブラートがつながるように、音の最後に気を使ってみましょう。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、音の始まりより音の終わりの方に気を配ったほうがいい理由についてご紹介しました。

音の始まりに気を使うことはもちろんですが、音の終わりにもしっかり気を配っておくと、音の始まりもきれいになります。

そして、フレーズの説得力も格段に向上します。

是非試してみてください!

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