コントラバスの練習で、うまく弾けないところは反復練習します。
これはほとんどの人がする練習方法です。
ただ反復するだけでも上達はしますが、そのスピードはあまり早くありません。
この記事では、反復練習で意識する4つのポイントについてご紹介します。
反復練習で意識すべきポイントとは?
上達のスピードを格段に上げる4つのポイントがあります。
- 反復する長さを短くする
- 前回と何を変えるかを意識する
- 何をしたときにうまく行ったかを記録する
- 何回やってもうまく弾けるようになるまで反復する
ではひとつずつ見ていきます。
反復する長さを短くする
たとえば、16小節のフレーズを反復すると、うまく弾けないところが2、3箇所でてきます。
複数箇所を注意しながら練習すると、うまく弾けないところを確認するために、時間がかかります。
うまく弾けているところとの接続は、今できていないところができるようになってからでも十分です。
まずは、うまく弾けない箇所を絞り込んで、1小節単位くらいを集中的に反復練習してください。
こうすることで、フォーカスをしぼって集中的に、うまく弾けない原因を考えることができます。
前回と何を変えるかを意識する
うまく弾けなかったときは、何かができていないから弾けなかったかということです。
何も変えないで反復練習しても、なかなか弾けるようにはなりません。
前回から何を変えたかを意識する必要があります。
必ず何かを変えて、何を変えたかを意識しながら弾いてみてください。
こうすることで、うまく弾けたときに何をしたらうまくいったかがわかります。
何をしたときにうまく行ったかを記録する
うまく弾けたからといって、そのままにしておいてはいけません。
なぜなら、忘れてしまうからです。
次の日は覚えていると思いますが、1ヶ月後に覚えていられるでしょうか。
おそらく忘れています。
1ヶ月後の自分は別人と思ってください。
練習ノートを作ってください。
そして、1ヶ月後の自分のために、何をどうやったらうまくいったかをノートに書き留めておいてください。
何回やってもうまく弾けるようになるまで反復する
何回かうまく弾けたからといって、それで弾けるようになったわけではありません。
まだまだ確率は低いですし、次の日になるともとに戻ってしまうこともあります。
実際に本番で使えるくらいにするためには、うまく弾ける確率を上げていく必要があります。
うまく弾けたポイントを意識しながら、さらに反復練習をおこない、うまく弾ける確率を上げていきましょう。
まとめ
この記事では、反復練習で意識する4つのポイントについてご紹介しました。
反復練習で意識するポイントは以下の4つのポイントです。
1年後か、数年後かもしれませんが、必ず練習できない日々が訪れます。
そして、コントラバスを弾かないと下手になります。
そのとき、このノートは元の自分に戻るための道しるべになるでしょう。