コントラバスで曲を弾くと必ず出てくる、クレッシェンドとディミヌエンド。
意味がわからない人は、ほぼいないと思います。
クレッシェンドはだんだん強く。
ディミヌエンドはだんだん弱く。
これから伝えたいことは・・・
クレッシェンド・ディミヌエンド
次のような楽譜を弾くとき、
どの拍までクレッシェンドすればいいでしょうか。
もしかして、クレッシェンド表示が終わったところまでで強くするのをやめていませんか?
一番強いのは、ディミヌエンドの表示が始まる、2小節目の音の最初です。
2小節目の音を一番強く音を出してからだんだん弱くしていきます。
こうすることで聞いていて自然な山を作ることができます。
クレッシェンドのコツ
コツは、クレッシェンドが見えた瞬間に強くしないこと。
肝心なところの前に強くなりすぎて、クレッシェンドできなくなってしまいます。
クレッシェンドが出てきたら、最初は弱く弾き、強くするのを我慢しましょう。
ディミヌエンドのコツ
コツは、ディミヌエンドが見えた瞬間に弱くしないこと。
いきなり弱くなると、肝心なところでディミヌエンドできなくなってしまいます。
ディミヌエンドが出てきたら、最初は強く弾き、弱くするのを我慢しましょう。
まとめ
クレッシェンド・ディミヌエンドのコツは、
- クレッシェンドが出てきたら、最初は弱く弾き、強くするのを遅らせる
- ディミヌエンドが出てきたら、最初は強く弾き、弱くするのを遅らせる
このコツは、他の「だんだん○○する」系の表現について同様のことが言えます。
たとえば、アッチェレランドやリタルダンドのような速度に関するものも同じです。
少し遅らせて速度を変えていきます。
音量と速度の変化のコツを身につけて、表現力をアップしましょう!