エンドピンを変えると音が良くなる!一番おすすめのエンドピンとは?

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コントラバスには、楽器を支えるためにエンドピンがついています。

このエンドピンの素材を変えると、コントラバスの音や弾いた感じも、別の楽器のように印象が変わることをしっていますか?

この記事では、エンドピンの素材の違いで音がどう変わるかをご紹介します。

エンドピンの素材

ほとんどの楽器のエンドピンは、スチールでできていると思います。

スチールのエンドピン

コントラバスのエンドピンの素材には、

  1. スチール
  2. カーボン
  3. チタン
  4. 真鍮
  5. タングステン

と、いろんな素材が発売されています。

それぞれの素材によって、音の特徴がはっきりと出てきます。

スチール

低音から高音までバランスよく鳴ります。

これといった特徴もありません。

カーボン

カーボンは素材が金属ではないため、金属的な音の硬さがなくなります。

右手の抵抗も軽く、すっと音が出る感じがします。

高音の伸びはいいと感じましたが、低音は音質が軽い印象でした。

チタン

チタンは、かなり音が硬く感じました。

反応はよく発音もはっきりしています。

反応が遅い楽器にはいいかもしれません。

逆に、反応の良い楽器には、キンキンと耳障りな場合もあります。

真鍮(しんちゅう)

中低音について、ほどよく柔らかい豊かな音が鳴る感じがします。

高音の伸びは、少し足りないかもしれません。

タングステン

非常に重い金属のためか、音はどっしりとした低音が響く感じがします。

右手の抵抗も重い感じで、長時間弾くとかなり疲れるかもしれません。

今の楽器につけているエンドピンの素材は?

私の楽器は、明るく反応のいい楽器です。

いろいろな素材を試した結果、今は、タングステン+スチール+真鍮という3層構造のエンドピンをつけています。

タングステン+スチール+真鍮という3層構造のエンドピン

タングステンの低音、中低音、スチールのバランスの良さがちょうど混ざった感じで、スチールのみより楽器にあっていると感じています。

私のエンドピンを作成して頂いた方の工房です。

私は、試奏用にエンドピンを送っていただきました。

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自分の楽器は、反応が悪いなとか、もう少し低音の響きがほしいなとお考えの方は、エンドピンの素材を変えてみるのも一つではないかと思います。

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アマチュアのコントラバス弾き。
18歳よりコントラバスを始め、コントラバスを新 眞二氏に師事。

岡山県生まれ。
職業はプログラマーです。
現在は徳島県在住です。

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