コントラバスの練習に、メトロノームは欠かせないツールのひとつです。
私も、不自然にテンポが揺れたりしないように、メトロノームを使って練習しています。
この記事では、練習で使いやすいメトロノーム選びのポイントについてご紹介します。
メトロノーム選びのポイント
これまで、何種類かのメトロノームを使ってきました。
メトロノームは壊れにくいので、なかなか買い換える機会は少ないかもしれません。
そのため、いざ壊れたとき、同じモデルがすでに生産終了していたりすることも多くあります。
そんなときは、次のメトロノームをどれにするか選ぶわけですが、メトロノームの種類が多く迷ってしまいます。
また、メトロノームによって、使いやすいものとそうでないものがあるので、できるだけ使いやすいものを選びたいものです。
使いにくいものは、使うたびに集中力が途切れ、設定するのにイライラしてしまいます。
私がメトロノームを選ぶときに重視しているポイントは以下の2点です。
テンポを変えやすいこと
速いパッセージを練習するときや、音程を確認するとき、テンポをいったん落としてから、少しずつテンポを上げて練習します。
メトロノームによって、テンポをボタンで変えるものと、ダイヤルで変えるものがあります。
ボタンのタイプのものは、ボタンを何回も押さなければいけません。
また、長押ししたら一気にテンポが上がって、テンポを下げるのにまた何回も押さないといけなかったりします。
練習したいテンポにするのに時間がかかってイライラしてしまいます。
しかし、ダイアルを回してテンポを変えるタイプのものは、ダイヤルを回すだけなので、目指すテンポにすぐ切り替えられます。
細かくテンポを変えて練習するときに、これがとても便利なんです。
なので、私が選ぶときは、必ずダイヤル式のメトロノームを選ぶようにしています。
音量が大きいこと
メトロノームによって、音量が小さいものがあります。
音量が小さいと、コントラバスを弾いていないときは聞こえていても、いったん弾き始めると音が聞こえづらくなる場合があります。
そうなると、いつの間にかメトロノームのテンポとずれていたということもよくあることです。
メトロノームの音は、自然に耳に入ってきて、コントラバスの演奏をあわせたいところです。
なので、私が選ぶときは、できるだけ大きい音の出るメトロノームを選ぶようにしています。
おすすめのメトロノーム
次の2つは私が以前使っていた、ヤマハの「ME-D1」とコルグの「KDM-2」というメトロノームです。
どちらも使いやすいメトロノームでしたが、残念ながら生産終了品になっていました。
そこで、上で書いた条件で、他のメトロノームを選ぶとしたら、次のようなメトロノームになります。
まとめ
この記事では、練習で使いやすいメトロノーム選びのポイントについてご紹介しました。
おすすめするメトロノーム選びのポイントは以下の2点です。
メトロノームは、練習に欠かせないツールです。
私が現在使っているのは「KDM-3 ウッド・フェイス・モデル」というメトロノームです。
前面の木の感じとテンポを変えるダイヤルの質感が気に入っています。
練習のときはいつも使うようにしましょう。
そして、集中力を途切れさせない使いやすいメトロノームを選ぶようにしましょう。