コントラバスの練習をするとき、自分のフォームを確認しながら練習すると思います。
弦を効率的に鳴らすには、弓は弦に対して直角になる必要があります。
ちゃんと直角に見えるように練習したのに、実際は斜めになっていた。
こんな経験をしたことはないですか?
これは、自分の目線と楽器の角度が斜めになっているため、直角に見える目の錯覚です。
他にも、こんなことが起きます。
左手の形を確認するために自分の目で直接見ると、顔を左手の方に向けることでフォームが崩れます。
肩は、上がっているか直接見て確認することもできません。
では、どうするか。
それは、鏡を使うことです。
コントラバスを演奏するとき、前を向いて指揮者を見たり、楽譜を見たりします。
ソロだと客席の方を見ながら演奏します。
前を見ることで、フォームが崩れることはありません。
練習の時は、前においた鏡を見ます。
鏡を見ることで、客観的に自分のフォームをチェックすることができます。
普段私は、自宅の部屋で練習しています。
部屋には大きめの鏡をおいてその前で練習しています。
学生の頃は、自宅では弾けなかったので、学校で弾いていました。
学校には鏡はありませんでした。
では、何を見るか。
練習するのは、授業が終わってからなので、だいたい日が暮れてからになります。
教室の照明をつけると、窓が鏡の代わりになってくれます。
窓は幅が広いので、普通の姿見鏡よりむしろフォームの確認に役立ちます。
まとめ
練習するときは、鏡を見ながら練習します。
鏡を使うと自分のフォームを客観的にチェックすることができます。
鏡を見ることで、フォームの崩れを早く修正することができます。
ぜひ、試してみてください。