吹奏楽やオーケストラでよく使うポジションの3つのつまづきどころ

吹奏楽やオーケストラの曲で、コントラバスに出てくる一番高い音は、どのくらいでしょうか。

例外はあるにしても、だいたいはG線のオクターブ上のAの音くらいまでです。

それ以上高い音は、ソロの曲をやると嫌というほど出てきます。

吹奏楽やオーケストラでよく使うポジション

音楽を専門に勉強されている方は、ソロも弾かなくてはいません。

そのため、すべてのポジションを早くマスターする必要があります。

部活やサークルでコントラバスを弾いている方はどうでしょう。

もちろん、すべてのポジションを自由に使えるに越したことはありません。

しかし、第7ポジションまで使えるようになっておけば、だいたいの曲はどう弾けばいいかわからないような状態ではなくなります。

とはいえ、第7ポジションまで自由に使いこなすのも簡単なことではありません。

ハーフポジションから第7ポジションまで12個のポジションがあります。

一気にできるようにはならないので、少しずつコツコツと身に着けていくことになります。

つまづきやすいポジション

私がレッスンに通う中で、学生の方のレッスンを見学することがあります。

その中で、つまづきやすいポジションがあることがわかってきました。

ちなみに、私がレッスンで使った教則本は、HIYAMAノートです。

第1ポジション

ハーフポジションが弾けるようになったら、次に第1ポジションを練習します。

第1ポジションで初めてシフティングが出てきます。

ハーフポジションから第1ポジションへのシフティングです。

シフティングするときは、弦を押さえたまま次のポジションへ移動します。

弦から指をいったん離して、カエル飛びのような動きはしません。

これは、指を離すと音が途切れてしまうためです。

ここでカエル飛びのクセを付けてしまうと、あとでやり直すことになり、痛い思いをすることになります。

2と3の間のポジション

このポジションは、とても音程を取りにくいポジションです。

いったい何調を弾いているのかわからなくなるくらい音程が悪くなりがちです。

その理由は、

  • 人差し指と、小指でとる音が、#や♭がつくため、あまり経験したことがない調性のエチュードが多いこと
  • 目印もなく、視線からも離れていて、正確な位置をとりにくいこと

です。

HIYAMAノートでも、このポジションは他のポジションにくらべ、#や♭がたくさんついている練習がたくさんあります。

さらに、このポジションは弦高も高くなるので、左手の持久力も必要になってきます。

逆に考えると、ここでしっかり左手の力をつけておくと他のポジションが楽に弾けるようになります。

また、このポジションは曲でよく使うポジションでもあり、自由に使えると曲を弾くのがグッと楽になります。

第6ポジション

このポジションは、初めて薬指を使うようになるポジションです。

ひとつ前のポジションまでは、人差し指、中指、小指の間隔が半音でしたが、このポジションからは、人差し指、中指、薬指の間隔が半音になります。

これまで小指の補助的な役割しかしなかった薬指です。

しかも、普段の生活の中でも薬指はほとんど使うことがありません。

ほとんどの人は、他の指にくらべて圧倒的に薬指が弱いので、力不足でつまづきます。

ある程度の力がついてくるまでは、薬指がつりそうになるかもしれません。

左手の強化練習には、以下の練習をしてみてください。

コントラバスは弦が太く、張力も強いことから、弾くために左手の力が必要です。 コントラバスを弾くためには、各指の力がバランスよくついている方が有利になります。 この記事では、バランスよく左手の力をつけるための練習法をご紹介します。

まとめ

つまづきやすい3つのポジションを紹介しました。

  • 第1ポジション
    ここでシフティングを確実に身につけておくと、その後の上達が早くなります。
  • 2と3の間のポジション
    ここで確実な音程を取れるようになっておくと、曲を弾くのが楽になります。
  • 第6ポジション
    ここで薬指の力をつけておくと、残りのポジションの上達が早くなります。

つまづきやすいところを知っていれば、思いがけずつまづいて、苦戦することもなくなります。

音程が安定していれば、次のレベルのことに集中できるようになります。

できるだけ早く第7ポジションまでを自由に使いこなせるようになっておきましょう。

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