たったこれだけで!難しいフレーズが短時間で弾けるようになる練習法

練習ノート
Photo credit: sanbeiji via VisualHunt.com / CC BY-SA
この記事は約3分で読めます。

オーケストラや吹奏楽で、コントラバスを弾いていると、必ず難しいフレーズがでてきます。

この記事をご覧のあなたは、うまく弾けないフレーズを練習するとき、どんなさらい方をしていますか?

 

普通は弾けるようになるまで、繰り返して練習すると思います。

この方法でも、10回、20回・・・と何度もやっているうちに少しずつ弾けるようになります。

 

実は、弾けるようになるまでの時間を劇的に減らせる練習方法があります。

この記事では、難しいフレーズが短時間で弾けるようになる練習法をご紹介します。

うしろから順に練習

練習方法は単純です。

それは、後ろの部分から反復練習し、少しずつ前の音を加えていくという練習法です。

 

前から弾くと、途中で弾けない部分が出てきたときに、すでに弾けている部分も繰り返すことになります。

また、つまづいたところ以降は弾く回数が減ります。

つまり、弾けない部分よりも弾けている部分に費やす時間が多くなってしまうのです。

 

後ろから弾くと、無駄な反復がなくなり、短時間で難しいところを重点的に練習することができます。

 

前からさらうのに比べて非常に効率的です!

練習方法の例

次は、実際にどのように練習するかです。

例えば、下のようなフレーズをさらうとします。

ここでは4つのステップでさらっていきます。

後ろから後ろから

 

最後の2つの音符を練習

まず、最後の2つの音符(シとソの音)だけを反復練習します。

後ろから後ろから

これは、特にシフティングもないので、すぐ弾けると思います。

 

前の音符を2つ加えて練習

次に、ステップ1の音符に、ソとレの音を加えて、ソ・レ・シ・ソの4つの音符だけを練習します。

後ろから後ろから

親指で押さえているレの音から、薬指で押さえるシの音へのシフティングができれば弾けるようになります。

 

さらに前の2つの音符を加えて練習

次に、ステップ2の音符に、レとシの音を加えて、レ・シ・ソ・レ・シ・ソの6つの音符を練習します。

後ろから後ろから

人差し指で押さえているシの音から、中指で押さえるソの音へのシフティングができれば弾けるようになります。

 

残りの2つの音符を加えて練習

最後に、残りの2つの音符を加えて反復練習をします。

後ろから後ろから

特にシフティングはないので、すぐに弾けるようになると思います。

まとめ

この記事では、難しいフレーズが短時間で弾けるようになる練習法をご紹介しました。

  • 苦手なフレーズが出てきたら、後ろからさらっていき、前の音符を少しずつ付け足して練習してみる。」

 

ぜひ試してみてください!

練習ノート
スポンサーリンク
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。

アマチュアのコントラバス弾き。
18歳よりコントラバスを始め、コントラバスを新 眞二氏に師事。

岡山県生まれ。
職業はプログラマーです。
現在は徳島県在住です。

コントラバスネットをフォローする
シェアする
コントラバスネットをフォローする