弾き始める前に、弓の配分を考える習慣をつけておくべき理由とは?

Photo: The Cry of the Double Bass (photo by Claire Shovelton) by Tête à Tête
練習ノート

この記事は 約1 分で読めます。

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コントラバスを弾く上で、弓の配分はとても大切です。

演奏する前には、常に弓の配分の計画を立てておかなければいけません。

行き当たりばったりでは、ごまかすだけで精一杯の演奏になってしまいます。

この記事では、弾き始める前に、弓の配分を考える習慣をつけておくべき理由についてご紹介します。

弓の配分の考え方

基本的に同じ音の高さであれば、使う弓の量は、音の長さに比例します。

例えば、四分音符=60のテンポで、四分音符で弓を1/4使うなら、二分音符は1/2使うことになります。

さらに、音の高さや、アーティキュレーションによって、弓の配分も変わってきます。

楽器で実際に弾いてみる前に、弓のどこからスタートして、どの音にどれだけの弓を使って弾くかを考えておくと、その場しのぎの行き当たりばったりの演奏をしなくて済みます。

 

ここではわかりやすくするために、音の長さに注目して弓の配分を考えてみます。

弓の配分の例1

まずは、簡単な例からいきます。

次の楽譜は、どのような弓の配分になるでしょうか。

四分音符と二分音符になっています。

四分音符を1/4弓、二分音符は1/2弓使うとすると、まず最初の音は、弓のどこからスタートすればいいでしょうか。

 

答えは、元弓からスタートします。

弓の配分を図にしたものが以下になります。

3拍目のアップで弾く四分音符は、中弓から1/4弓使って弾きます。

もしこの音を1/4以上の弓を使って弾いてしまうと、この音が前の二分音符より大きくなってしまいおかしなことになってしまいます。

同じ弓の使い方で、弦にかかる重さを軽くすると、音量的にはおかしくはありませんが、音質が変わってしまいます。

 

素直に四分音符を1/4弓、二分音符は1/2弓にしたがって弾いたほうが楽に弾くことができます。

弓の配分の例2

次の楽譜は、どのような弓の配分になるでしょうか。

1つ目の例とちがい、こちらはシンコペーションが入っています。

四分音符を1/4弓、二分音符は1/2弓使うとすると、まず最初の音は、弓のどこからスタートすればいいでしょうか。

 

答えは、元弓から1/4のところからスタートします。

弓の配分を図にしたものが以下になります。

もし、元弓からスタートするとどうなるでしょうか?

元弓からスタートすると、1/4弓使ったところからアップで1/2弓使うことになります。

しかし、元弓からスタートしているために、二分音符の途中で弓が足りなくなってしまいます。

 

もしかすると、元弓からスタートして、最初の四分音符で弓を多めに使って、次の二分音符を節約すればいいのでは?という方がいらっしゃるかもしれません。

弓の量だけで調整すると、シンコペーションの弱拍である最初の四分音符の音量が大きくなり、強拍である二分音符が小さくなってしまいます。

弓の量と弦にかかる重さを調整することで、やりくりすることはできるかもしれませんが、元弓から出発することに固執する理由はありません。

 

1/4のところからスタートすると、そのまま弾くだけで、弓の量や、弦にかかる重さを調整に労力を必要はありません。

どちらが簡単でしょうか。

素直に元弓から1/4のところからスタートした方が楽に弾くことができます。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、弾き始める前に、弓の配分を考える習慣をつけておくべき理由ついてご紹介しました。

わかりやすくするために、楽譜で説明しました。

実際にはこれに加えて、音の高低の変化、音量の変化により弓の配分は変わります。

 

弓の配分ははじめての土地に旅行するのに似ている気がします。

目的の場所に行くのに、行き方を決めずにいきなりスタートしてしまい、迷いながら行くよりは、予め交通手段や道順を調べて行ったほうが楽です。

演奏中は、指揮者や他の楽器と合わせたり、もっと気を使うべきところがたくさんあります。

予め決めておくだけで済むところは決めておいて、さらに高いレベルの演奏をしてみてはどうでしょうか。

是非参考にしてみてください!

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アマチュアのコントラバス弾き。
18歳よりコントラバスを始め、新 眞二氏にコントラバスを師事。

岡山県生まれ。
家族は妻と息子、娘の4人家族。
職業はプログラマーです。
現在は徳島県在住です。

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