コントラバスに限らず、何かを上達するのに早い人と遅い人がいます。
あなたはどちらのタイプですか?
この記事では、上達が早い人と遅い人の違いと、どうすれば上達が早くなるかをご紹介します。
上達の早い人の特徴とは
上達の早い人は、遅い人に比べて何が違うのでしょうか。
アドバイスを素直に実践する人
上達の早い人は、コントラバスのレッスンに通っています。
コントラバスに使える自分の時間の中で、最速で上達できる道を考えているからです。
レッスンを受けるとコントラバスの演奏技術、音楽的な表現方法、また、それを実現するための練習方法など様々なアドバイスを受けます。
このアドバイスを素直に聞き入れ、実際に練習に取り組み実践する人は上達が早いです。
一方、自分独自の練習でレッスンで言われたことを実現しようとする人は上達が遅くなります。
山に登るのにすでに登山道があるのに、そこを通らず自分で登山道を開拓するのと同じです。
早く上達できる方法が目の前に示されているならそれを利用しない手はありません。
上手い人の技術を丸パクリする人
技術をみにつけるとき、まずデキる人のマネをすることから始めるはずです。
自己流で闇雲に試行錯誤するより、上手い人がやっていることをマネるほうが圧倒的に上達は早くなります。
自己流でやってしまうと逆に変なクセが身についてしまうこともあります。
上達の早い人は、上手い人の技術を丸パクリして、身につけた上で更にその先を考えています。
レッスンに通っている方は、先生が目の前でお手本を示してくれるはずです。
マネをしても絶対怒られることはありません。
圧倒的な練習量をこなす人
練習には「質」と「量」があります。
練習の「質」はいいに越したことはありません。
ただ、最初から質のいい練習ができるというわけではありません。
「質」と「量」について、「質量転化の法則」という法則があります。
元々は物理学の用語で「相転移」と呼ばれ、「量的な変化が大きくなれば質そのものが変化する」現象のことです。
この法則が一般に学習や技術の習得にも当てはまります。
コントラバスの練習を重ねていくと、ある段階で練習の質がアップします。
もちろん、質もいいに越したことはありません。
その時点で可能なかぎりの質で量をこなしていき、多くの成功や失敗の経験を学習し、改善していくことで質も上がっていきます。
では、練習時間を1日にどのくらい取ればいいのでしょうか?
考え方としては、「いかに少ない時間で練習を済ませるか」という考え方ではなく、「可能なかぎりどのくらい練習に時間をかけられるか」という考え方のほうが質量転化しやすくなると思います。
もちろん、学生であれば学業、社会人であれば仕事や家族など、楽器より優先しなければいけないこともありますが、早く上達したい場合は、可能な限り楽器を弾ける時間を取るようにしてみてください。
練習をコツコツと重ねていくことで、練習の質も自身の技術レベルも段階的に上がっていきます。
気づいたときには格段に上達していることでしょう。
身の回りにすごく上手い人がいたら、一度「一番上達していたとき、どのくらい練習していましたか?」と聞いてみるといいかもしれません。
おそらく、1日1時間とか、2日に1回とかいう方はいないのではないでしょうか。
まとめ
この記事では、上達が早い人と遅い人の違いと、どうすれば上達が早くなるかをご紹介しました。
上達の早い人の特徴は、
早く上達したい方は、アドバイスは素直に聞き、上手い人のマネをして、圧倒的な練習量をこなしてみてください。
上達の参考になれば幸いです。