コントラバスの練習にはチューナーが欠かせません。
練習前のチューニングにも必要ですし、練習中の音程確認にも必要です。
この記事では、おすすめのチューナーを2つをご紹介します。
おすすめのチューナー
チューナーといっても、
- メトロノームとチューナーが一体になったもの
- クリップ式のもの
- アナログのもの
- デジタルのもの
など、各社からさまざまなチューナーが販売されています。
私の場合、次のような使うシチュエーションによってチューナーを使い分けています。
- 家で個人練習
- 合奏などの練習場所
家での個人練習で使うチューナー
自分の部屋で練習するときは、特に他の音もしていないので、チューナーに反応するような別の音はありません。
コントラバスの音だけが鳴っている状態なので、チューナーのスイッチをオンにしておくだけで反応してくれます。
持ち運びもしないので、ある程度の大きさがあっても大丈夫です。
チューナーとメトロノームが一体になったものもあり、一見便利そうに見えますが、同時に使えなかったり、テンポの変更が面倒だったりします。
BOSS TU-12EX
家での練習でおすすめなチューナーが、BOSS TU-12EXです。
このチューナーを買う前は、一つ前の型のTU-12というチューナーを使っていました。
その使い心地がとても良かったため、後継のTU-12EXを使っています。
このチューナーのいいところは、
- アナログの検針メーター
- オート・パワー・オフ機能
- 電池が乾電池単4形
です。
その中でも一番の押しは、メーターがアナログの針になっているところです。
音を拾ったら、針がすっと上がってピタッと止まる感じがとても気に入っています。
私はよくチューナーの電源を切り忘れるのですが、オート・パワー・オフ機能もついているので、電池を無駄にすることがありません。
そして、電池がなくなっても、よく使う乾電池単4形×2本なので、9Vの電池のようにこのためだけにストックする必要がありません。
また、TU-12ではチューニングのピッチを記憶することが出来なかったので、毎回設定する手間がありました。
しかし、TU-12EXは、ピッチの設定を覚えていてくれるので手間が減り、地味ですがしっかり改善されています。
1点だけ残念だったのは、メーターの窓がTU-12に比べて少し小さくなったところです。
大きい方が見やすかったなと思います。
合奏などの練習場所で使うチューナー
オーケストラや吹奏楽の練習場所でチューニングするときは、他の楽器の音が鳴っています。
TU-12EXなどでは、なかなか自分の音を拾ってくれません。
コード付きのクリップマイクも売っていますが、よく断線して使えなくなったりするので、あまりおすすめできません。
また、コントラバスは楽器、イス、譜面台など他の楽器に比べ荷物が多いので、できるだけコンパクトなものにしたいところです。
Flanger FT-12C
他の楽器の音が鳴っていても、しっかり自分の楽器の音を拾ってくれるのは、クリップ式のチューナーです。
そんな中でもおすすめなチューナーが、Flanger FT-12Cです。
このチューナーを買う前は、KORGのAW-2Gというチューナーを使っていました。
古くなったせいか、角度によって見えにくくなってきたので、Flanger FT-12Cを買ってみました。
このチューナーのいいところは、
- カラー表示なので見やすい
- コンパクト
- 反応がいい
- 価格が安い
です。
表示がカラー表示なので、AW-2Gに比べるととても見やすく感じました。
とてもコンパクトで、松脂などを入れるポーチに入れておくことができます。
反応も上々で、自分の音をしっかり拾ってくれます。
1000円前後のクリップチューナーで、ここまでコストパフォーマンスがいいクリップチューナーはないと思います。
1点残念だったのは、KORGのクリップチューナーは雲台になっていて、角度を自由に変えることができましたが、Flanger FT-12Cは、それほどの自由度はありません。
コントラバスの場合は、駒にクリップを挟んでチューニングするので、大きな問題にはなりません。
まとめ
この記事では、おすすめのチューナーを2つをご紹介してきました。
おすすめのチューナー2つ
- 他の楽器の音がなく、自分の楽器の音だけの場合、
- 他の楽器の音があっても、自分の音をしっかり拾いたい場合、
チューナーが壊れたり、古くなってきたときに参考にしてみてください!