弦を張り替えるとき、ピラストロ社の弦には、ボールエンドにフェルトの輪が付いています。
他社の弦には、付いていないものもあります。
このフェルト、なんだか知っていますか?
私は何のために付いているのか、ずっと疑問に思っていました。
テールピースが傷つかないようにするため?とか、
響きを柔らかくするため?とか、
勝手に想像していました。
これから伝えたいことは・・・
やっとわかった本当の名前
ひと月ほど前、弦の価格を調べてるときに、このフェルトの名前がついにわかりました。
「テンションフェルト」
という名前みたいです。
クロサワ楽器さんのサイトによると、「柔らかで抜けの良いサウンド」になるらしいです。
クロサワ楽器店 | いい楽器との、いい出会いを
1957年創業、日本最大級の楽器専門店。ギター、ベース、ウクレレ、管楽器、弦楽器、打楽器、鍵盤楽器等の専門店を展開しております。いい楽器との出会いはクロサワ楽器店で。
実は私、
テンションフェルトを付けていません。
いつも、テンションフェルトを取り外して、弦を張ります。
理由は、弦の響きを止めているみたいな気がするからです。
実際にテンションフェルトをつけた状態と、外した状態で弾き比べたこともあります。
気のせいかもしれませんが、外したほうが
- 音色が明るく、少し硬くなる
- 音量が大きくなる
- 響きが長くなる
ように感じました。
ただ、楽器によって、音がキンキンになったり、ヴォルフがきつくなったり相性の問題が出るかもしれません。
一度試してみて、納得いけばテンションフェルトを外してみてはどうでしょうか。
また、弦の交換についてのコツは、以下の記事を参考にしてみてください。
自分でできる!コントラバスの弦交換のコツまとめ
コントラバスの弦交換ってどうしていますか? 私はだいたい1年に1回、交換するようにしています。 交換の方法も、いくつかの注意点を守っていればさほど難しくはありません。 この記事では、弦の交換のコツをご紹介します。