5弦コントラバスのH線をCにフラジオでチューニングする方法とは?

E線をあわせる

コントラバスには4弦と5弦の楽器があります。

4弦のコントラバスは、高い方からG(ソ)、D(レ)、A(ラ)、E(ミ)の弦があります。

5弦のコトラバスは、E線の下にもう一本低い音が鳴る弦が追加されます。

この記事では、5弦コントラバスの5弦目のチューニングの音についてご紹介します。

5弦目の音は何の音?

5弦目の音を何の音にするかは、大きく分けて2種類あります。

  • H(シ)
  • C(ド)

どちらが正解ということはありません。

歴史的にも、コントラバスは3弦の5度チューニングだった時期もあり、これまでいろいろ変わってきました。

5弦のチューニングの音も、曲によって指定がない限り、Hにするか、Cにするかは、大抵は奏者の好みでチューニングされています。

H(シ)にチューニングすると

H(シ)の音にすると、他の弦と同様に4度間隔になります。

そのため、どの音がどこにあるのかわかりやすく弾きやすいのがメリットではないでしょうか。

また、チューニングも他の4弦と同じ用にフラジオでチューニングできます。

ただ、曲によっては、Cまでしか出てこない曲も多く、Hにしてもあまり使わないかもしれません。

C(ド)にチューニングすると

オーケストラでは、チェロの最低弦の音がC(ド)の音です。

そのため、コントラバスでC(ド)の音より低い音が出てくることはあまりありません。

同じ理由で、4弦のE線を拡張したエクステンションもC(ド)が最低音になっています。

C(ド)を開放弦で楽に弾けるのがメリットではないでしょうか。

ただ、C(ド)の音にすると、他の弦とは違い、E線とC線の間隔のみ3度間隔になります。

上の4弦と変わってくるので、どの音がどこにあるのか少しイメージしにくくなります。

また、他の弦と同じようにチューニングができません。

私も初めて5弦のコントラバスを弾いたとき、C(ド)でチューニングしていましたが、チューナーで音をあわせていました。

でも、実は、5弦をC(ド)でチューニングするときも、フラジオであわせることができます。

5弦をフラジオでチューニングする方法

C(ド)でチューニングしたとき、フラジオでは何の音が出るでしょうか?

1/21/31/41/51/61/7
C線シ♭

の音が出ます。

2つの線で共通な音は、ミの音です。

注目するのは、E線の1/4とC線の1/5です。

1/5の位置は、1/4の位置の半音上にあります。

また、E線の1/4の位置は、E線とA線をフラジオでチューニングするときに使った位置です。

つまり、第3ポジションで、A線を小指、E線を人差し指でチューニングしたあと、E線の人差し指の位置に中指を置き、人差し指でC線に触れると、同じミの音が出ます。

Facebookにて、ミの音の場合、正確な音程にチューニングできないとのご指摘をいただきました。

確かにその通りでした。

G線と、H線の1/3のソであわせたほうが正確に合わせることができます。

これで、フラジオでチューニングすることができます。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、5弦コントラバスの5弦目のチューニングの音についてご紹介してきました。

5弦目をC(ド)の音にチューニングするときは、G線と、H線の1/3のソであわせます。

今まで知らなかった方は、ぜひ、一度試してみてください。

また、フラジオでのチューニングの仕方や、フラジオでどんな音が出るかについては、次の記事も参考にしてみてください。

コントラバスを弾いているうちに開放弦の音が低くなったりすることがあります。 フラジレットを使ったチューニングができるようになると、手短に音をあわせることができます。 この記事では、フラジオレットを使ったチューニングの方法についてご紹介します。
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